2021年4月20日火曜日

水元公園散策結果(2021/4/20)

 今月も水元公園を散策して生物の写真を撮ってきました。

今回はすごいのがいたんですよ。

こいつ、なんだと思います?


ヌートリアと思った方、かなりいい線いってますが、惜しい!
こいつはマスクラットという生き物です。
大きさはモルモットよりも少し大きいくらいですかね。
水路の中に葦の枯れ枝が重なって浮島のようになっているような箇所があるのですが、そこに巣を作っているようでした。
葦の新芽をかじって食べています。
それにしても、歯が黄色いですね~。思いっきりアパガードで磨いてやりたくなります。。

Wikipediaによりますと、マスクラットはかつて毛皮をとるために北米から移入されたようですが戦後に放逐され水元公園などに定着したそうです。
巣穴を掘って堤防を決壊させたり植物を食い荒らしたりするので2006年に特定外来生物に指定されたとのことで、指名手配中のお尋ね者なんですね。

仲良くつがいで出没。

人を恐れません。というか人が気づきません。。

白昼堂々の出没ということで驚きましたが写真が撮れてよかったです。

◆カワセミ
写りが良くないですが確かに写っています!
結構警戒心が強くてなかなか写真を撮らせてくれないのですが初めてカメラに収めることができました。
カワセミの雄と雌は嘴の色で見分けるようですね。
嘴が真っ黒なのが雄で、赤いのが雌とのこと。
こいつは嘴が真っ黒に見えますのできっと雄なのでしょう。


◆ヒドリガモ
マガモなどの冬鳥が北方に飛び立った後もまだ居残っているようです。
あれ?おまえらも冬鳥だよな?まだ行かなくていいんかい!



◆オオバン
こいつは留鳥なのですね。。
ゼットンみたいな顔してるな、と思うのは私だけ?

◆カワウ
杭の上に登ってどや顔です。

◆アオサギ
バッサバッサと豪快に飛び立ちました。
よくもまあ、こんなにデカいものが飛べるものです。。
◆ダイサギ
少し小ぶりのダイサギでした。
冬鳥も夏鳥もいるとのことなので、これから季節がかわるにつれてどんな変化があるか注視したいと思います。
夏になると嘴が黒になるのだとか。。

◆ニホンカナヘビ

◆アカミミガメ

◆ウシガエルのオタマジャクシ
デカいし大量にいるので気持ち悪いです。
特定外来生物ですので極力大人になる前に駆除したいものです。


◆コフキトンボ
4月になるともうトンボが出現するのですね。
見かけたのはコフキトンボです。
シオカラトンボと似ているのですが、尾の太さで区別できるそうです。
キュッとくびれたように尾の真ん中あたりが細くなるのがシオカラトンボでノッペりとしていてあまり細くないのがコフキトンボ。




◆ナナホシテントウ
そこらじゅうにたくさんいました。

◆ベニシジミ
いかにも「おニュー」な感じのもっと色鮮やかな個体も見かけましたが、こいつは羽がボロボロで色あせています。
この種は幼虫で越冬して春に羽化するんですね。
なので成虫越冬した結果としてこうなったわけではなく早めに羽化した個体なのでしょう。


◆チュウレンジハバチ
羽が黒くボディがオレンジ色の葉バチです。
バラの葉っぱにつく害虫とのこと。

◆キリウジガガンボ
幼虫がイネやムギの根を食べるとのことで、こいつも害虫なんですね。。
害虫ばっか。


◆ホソヒラタアブ
と思ったら益虫もいました。。
幼虫がアブラムシを食べたり成虫が花粉を運んだりするので園芸家からは益虫とみなされていているとのことです。
蜂っぽいルックスですが、刺したりしないとのこと。


今回は以上です。また来月も行きたいです。

2021年4月18日日曜日

水槽台を自作しました その2

 先週、水槽台の置き換え作業をしました。


台を設置して上の水槽を置き、水を入れ始めた時に大変なことに気づいたんです。

どうやら水槽台がわずかに歪んでいるらしく、水槽の端っこが台から2ミリほど浮いていたのを見つけました。

よりによって、こんな後になってから気付くとは。。

急いで水槽の水を抜いて台から降ろします。

でも見た目は完全に水平になっていて、どこが出っ張っているのかさっぱり分かりません。

途方にくれましたが、ここでナイスなアイディアが。。

要は水槽と台の隙間に紙を差し込んでいき、当たって差し込めなくなったところが凸になっているわけなんですよね。

凸になっている部分を鉋で削ればよいのです。

水槽を置く→紙を差し込む→水槽を降ろす→鉋で削る みたいな作業を延々と繰り返し半日ほどかかって台をまっ平にしました。

昼頃から始めたのに終わったら夜でした。

まあ、素人の仕事なんてこんなものですよね。でも凄く勉強になりました。

設置終了後、上の水槽はメスを下の水槽にはオスを入れました。

うちで金魚が産卵するのは毎年4月の終盤から5月中盤くらいまで。

まだメスのお腹があまり膨らんでないんですよね。

もう四月も半ばですので産卵に向けた準備をしないと手遅れになってしまいます。

これからメスにはガンガン餌を与えていっぱい卵を産んでもらおうと思います。


2021年4月10日土曜日

水槽台を自作しました その1

 

先週から一週間ちょっとくらいかけて毎日少しずつ作業し、水槽台を作りました。


2作目でしたので前回よりも圧倒的に早くきれいにできました。
やり直したいところはいくつかあるんですけどね。。
実用的には問題ありますまい。

で、今日さっそく入れ替えをやったんです。
まず水槽の水草を全部抜き、水と砂を出します。
冬の間なにもお手入れしませんでしたのでかなりばっちくなっています。


金魚さんたちが疎開中です。
ワチャワチャ。完全なる3密状態。


水槽をどかせばこんな感じ。
うひゃー、ばっちい。
7年間分の垢がたまっています。。


今回、水槽台を作り替えなきゃいけない理由はこれなんです。
台の下部が腐ってもろくなってきています。
上の水槽、重量が200Kg近いですので、崩壊するんではないかとと夜も眠れず。。
うちのベランダは少し内から外に向けて微妙に下り坂になっていまして、水替えの時などに水がこぼれるとこのあたりにたまりやすいんですよね。


古い台をどけて新しい台を置きます。
今回水が溜まりやすい下部の部材は防腐処理済みの木を使っていますのできっと長持ちしてくれることでしょう。


べニア板を張り付けたら完成です。
やった!


と、ここまでやったらお出かけの時間になってしまいました。

家族サービスですから外せませんので、今日はここまで。。

え、金魚たちは!?