2019年11月3日日曜日

【R元年(2019年)秋】さいたま養殖魚まつり

本日、埼玉養殖魚祭に行ってきました。
曇天でしたがいつも通り大盛況です。


朝6時に起きましたが、子供は全く目覚める気配がなかったため、1人で電車とタクシーを乗り継いで現地入り。8時頃の到着でこの位置です。


台風19号では埼玉県でもあちこちで河川の氾濫があったようですので心配はしていたのですが、やはり影響を受けていたのですね。
吉岡養魚場のブースには通知札が立てられていました。お見舞い申し上げます。
他にも影響が大きすぎて会場入りすらできなかった養魚場もあったかもしれませんね。
陰ながら復興を応援致します。


ここ最近は鮒尾の更紗和金を取り扱っておられる吉野養魚場のブースが無く、手ぶらで帰ることが多かったのですが、今回は荻野養魚場ブースにて鮒尾の更紗和金を発見しました。久々に3匹のお買い上げです。


いつも通り動画を撮ってきましたので貼り付けておきます。

木村

ビバペッツ


齋藤


髙澤


槇村


小川


荻野
 

馬場


平賀


品評会の動画もありますので、時間があるときに貼り付けておきます。

2019年10月22日火曜日

手賀沼に水草採集に行きました



今日は雨がちの天気でしたが、せっかくのお休みなのでただ家にいるのももったいないと思い、千葉県柏市の手賀沼に水草を採集しに行ってきました。



手賀沼の西側には大堀川というドブ川が注いでいるのですが、その土手がサイクリングロードとして整備されており、親水域や田んぼがあって水草の観察や採集にはもってこいなんですよね。



今回の目的は、「タマガヤツリ」の採取です。

この前、ビオトープの保全活動に参加した時に初めて見た水草なのですが、その美しい姿に惚れてしまいまして、色々調べたんです。



そしたら、「タマガヤツリ」という水草は、田んぼにワンサカ生えて稲の育成に害を与えるため、農家から忌み嫌われている厄介な雑草だということが分かりました。

ならば、この時期に収穫の終わった田んぼに行けばいっぱいあるだろうし、それを取って怒られることもまずあり得ないことでしょう。

実際に行ってみたところ、現地入りして5分以内に見つけることが出来ました。

この前行ったビオトープのものと比べると貧相な感じがしますが、全くもって問題ございません。







これから冬を迎えるにあたり、空気が乾燥してきますので室内にビオトープ水槽を設置しようと思っているんですが、このくらいこじんまりとした大きさであれば狭い室内に置いても威圧感がありません。



早くも目的が達成されましたのでもう帰っても良かったのですが、すこし他の水草も観察してから帰ることにしました。



少し歩いて目に入って来たのは、「ウキアゼナ」という浮葉性の植物です。







大堀川の岸辺付近にいっぱい見ることができました。

ただ、こいつは日本原産ではなく北米原産の帰化植物とのことです。

どおりで詫び錆びのある容姿をしていないわけです。

こういう外来の動植物がいっぱい見つかるのが手賀沼らしいところではあります。



もう少し探索したところ、まさに大量に繁茂している水草を発見しました。

「オオフサモ」というブラジル原産の抽水性の帰化植物です。







これはサイクリングロードの脇にあった用水路にびっしり生えていて、さすがに侵略者然としたスゴイ感じの茂りようでした。

アマゾン川での激しい生存競争に勝ち抜き、耐寒性まで身に着けてしまったのですから怖いもんなしですよね。



さらに別の水草を探そうとしたところ、嫁からの呼び出しで携帯が鳴り、タイムオーバー。

いそいそと家路につくのでした。

もう少し見たかったですが、主目的の「タマガヤツリ」がゲットできましたので、良しとしましょう。



手賀沼は基本的には外来種の生物に占領されており、日本原産の希少な動植物は殆ど見ることができませんが、ちょっと歩くだけで複数種類の水草に出会えますので、日本原産だなんだと難しいことを言わなければ楽しいところです。



また暇を見つけては行ってみたいと思います。






2019年10月21日月曜日

ビオトープ保全活動に参加しました



ここのところ、ビオトープに大変興味が出て参りまして、保全活動を行っているとある団体に参加することにしました。

今回は、初参加ということでわくわくしながら行ってまいりました。



実際に活動をしていらっしゃる団体様ということで、各分野の専門家が集まっており保護区内を散歩しながらお話を伺うだけでも大変勉強になりました。



保護区のビオトープには国内産の水草類も多く生えておりましたので、携帯でパシャパシャやってきました。




タマガヤツリ






コナギ






ミズオオバコ






ヒシ





ビオトープファンとしてはどの水草も垂涎の的ですが、保護区ですので当然のことながら生物の持ち出し持ち込みは禁止になっています。



お散歩の後には保全活動を実際に体験させてもらいました。

活動のメインになるのは、やはり外来種の駆除とのことで、気合が入ります。



まずはザリガニ。ビオトープ内には無数のザリガニがいまして、スルメイカを糸に結んで水に垂らすといくらでも釣れます。

下の写真は、私が30分間くらいで釣り上げたものです。幼少期にいっぱいやってましたので、お手の物でした。





次ですが、写真見辛くてすみません。ブルーギルです。

これまた、ミミズをちぎったものを餌にして釣り糸を垂らすと、入れ食い状態になっており、1時間くらいで数十匹を釣り上げることが出来ました。

ウシガエルのオタマジャクシも見えます。









最後はカメです。クサガメとミシシッピアカミミガメですかね。

こちらは、予め仕掛けてあった罠にかかっていたものです。







クサガメはけっこう臭いです。臭いからクサガメという名前になったという説もあるそうです。



ザリガニやブルーギルなどは既に在来種を押しのけて生物のマジョリティとして無数に生息していますので、駆除がいかに大変なことか身に染みて分かりました。

それでも活動を続けることで確実に減ってきているとのこと、地道にやっていくことが大事なんですね。



ともあれ、勉強になる話も聞けますしワイワイ楽しく作業できますのでとても楽しかったです。

今後も継続的に参加したいと思います。




2019年10月9日水曜日

三卯養魚場の120cmアクリル水槽おかわり

うちには金魚以外にもタガメが10匹程、ゲンゴロウは丁度10匹いて水量が足りなくなってきました。
小さめの水槽が乱立しているのを妻に咎められたりもしましたので、再び三卯養魚場様にて120cmのらんちゅう水槽を購入し、小さめの水槽を整理することにしました。
このサイズのアクリル水槽が送料込みで2万円台ですから、お買い得ですよね。


さっそく梱包をほどいてセッティングです。

今回はゲンゴロウ、タガメ用の水槽ですので飛んで逃げないように蓋が必要です。
サイズが丁度はまるところはメタルエキスパンダーがそのまま蓋になるのですが、メタルエキスパンダーは大きなサイズが無いので、大きめの蓋が必要な場合は自作するしかないんですよね。
慣れない大工作業で木枠を作り、園芸用の鉢底ネットを画鋲で留めて蓋にしました。

 

これまでは水槽毎にフィルタがあって、ホースの数も尋常じゃなく、ベランダがごちゃごちゃして見える原因になっていました。
そこで、元々所持していた45×60×h45のガラス水槽と今回購入したアクリル水槽を連結してフィルタを共有することにしました。



連結部ですが、ガラス水槽に穴を空けてアクリルパイプを挿してあり、アクリル水槽側では竹筒で水を受けています。

ガラスという素材は硬度7とのことでかなり硬く、穴を開けるのはけっこう大変なんです。硬度10のダイヤモンドを塗したドリルでガリガリ削っていく感じになります。


工具を揃えたりなど結構お金も時間もかかりましたが、ベランダはだいぶスッキリしまして、一件落着です。

2019年10月5日土曜日

5月生まれの金魚(生誕約5か月)


気づけばもう10月。ずいぶん涼しくなってきましたね。
我が家のベランダも過ごしやすく、ついつい金魚など眺めながらぼーっと時間を過ごしてしまいます。

5月に生まれた稚魚は5か月くらいになりました。
もうすっかり褪色を終えて模様がはっきりしてきました。


今年は早めに間引きをしましたので、残った金魚達は例年より成長が良いようです。
それにしても、綺麗な模様の金魚が少ないです。最終的に残すのは2匹か3匹くらいでしょうかね。
今年はいくつか失敗し、綺麗な金魚が途中でお亡くなりになったりしたんですよね。
今年の反省を胸に、来年も頑張ろうと思います。




2019年9月3日火曜日

ついにゲンゴロウ捕まえました!



先々週、今度こそホンゲンをゲットすべく、再び新幹線に乗って田舎の方に行ってきました。ホテル代、レンタカー代など含めると結構な出費ですが、フィールドワーク2回目の正直でホンゲンをゲットすることが出来ました。



ホンゲンがいたのはこんな小さな池、というか水たまりです。







こんなところは地図にも出ないので車で走って探すしかないんです。

この場所が見つけられたのは結構幸運だったと思います。

カンガレイやヒルムシロ、ホソバミズヒキモ?らしき水草が生い茂っていました。

ミズオオバコやオモダカも生えており、絵にかいたような自然豊かな水たまりです。



水たまりに近づくと同時に向こう岸付近で泳ぐゲンゴロウの姿が見え、それまでの苦労と比べてあまりにも呆気ない登場に驚きました。

タモ網でガサガサすること2時間。5匹ものホンゲンゴロウと1匹のクロゲンゴロウを捕まえることが出来ました。







この水たまりにはまだ結構な数のゲンゴロウがいて、遠くて網が届かなかったり、取り逃がしたりしたものも含めれば10匹以上を目撃したと思います。

動画も撮ってきました。






必ず3倍に殖やして戻すからね、と誓ってオスメス2ペアをお持ち帰り、オス1匹をリリースしました。

ちなみに、一緒に入っているコオイムシやガムシは別の池で捕まえたものです。

コオイムシは調べたところによると、巻貝を食べるとのことだったのでお持ち帰りし、ガムシは大量に水草を喰らう悪者ですので、帰りがけに元居た付近の川に放しました。



ホンゲンはその昔、少年時代に田舎で電灯に飛来したものを捕まえたことはあったのですが、水中を泳いでいるものを網ですくったのは初めての経験です。

とても楽しいひと時でした。



この水たまりの付近は本当に自然が豊かで、色々な種類のトンボがいるのも魅力的でした。

じゃじゃーん、こちらは生まれて初めてとらえたギンヤンマ。







うちの6歳児はカマキリ先生で観て以来、この美しいトンボのとりこになってしまい、思い出しては「パパー、ギンヤンマ捕まえたことあるー?」としつこく聞いてくるのです。

そんな簡単じゃねーよ、と思いつつ「いやー、無いんだよね」としか言えてこなかったのですが、ついに面目躍如の時が訪れました。

6歳児大喜び。弾丸のような速さで飛んで来たこいつをタモ網で完璧にミートした姿がよっぽどかっこよく見えたのか、その後のリスペクト感が半端なかったです。



下の写真は、やはり初めてとらえたという以前に、初めて存在を知ったヤブヤンマ。

オオルリボシヤンマかも?正直、見分けがつきません。







オニヤンマとギンヤンマ以外にこんなデカいトンボがいるなんてことは初めて知りました。

捕まえた個体はまだ色が黄色っぽいので未成熟な個体ですが、この水たまりは別の美しいスカイブルーの成熟個体が縄張りにしており、他のトンボをデカさ速さ力強さで圧倒し、水面からはじき出しているのでした。



結構ねばったのですが、弾丸を上回るような速さで飛び、こちらをあざ笑うかのようにホバリングするそいつだけは、どうしてもとらえることができませんでした。



ちなみにオニヤンマも捕まえました。比べると違いが分かると思います。









さて、持ち帰ったゲンゴロウ、来シーズンには大量に産卵させて育て、またこの場所に戻しに来たいです。




2019年8月28日水曜日

クロゲンゴロウでした。。



7月に捕まえて来たゲンゴロウの幼虫は、クロゲンゴロウでした。







ピートモスを準備する時間が無く、クワガタ用のクヌギマットで代替しましたが、全く問題が無かったようです。



このサイズのゲンゴロウは、クロゲンゴロウ以外にもコガタノゲンゴロウやシマゲンゴロウなど何種類かいますので、何が出てくるかとても楽しみだったのですが、やはりというか、一番見つけやすい種類がみつかったようですね。。



いまではゲンゴロウ水槽の中で元気よく泳いでいます。



その後、もう一回ゲンゴロウ採集に行き、今度は本当にホンゲンの成虫を採集することができましたので、近々投稿します。

2019年8月17日土曜日

金魚の稚魚と大量のタガメ


5月~6月に生まれた金魚の稚魚はかなり褪色が進んで模様が薄っすら見えてきました。



例年通りですが、模様が入り組んで美しくなりそうな個体は少ないです。
しかも、うかつにも尾がストレートじゃない個体が結構混じっていることにいまさらながら気づきましたので、それらを除外すると、 最終的に残りそうなのは2匹~3匹くらいでしょうか。
1,000匹以上からスタートしたので、やはりかなり狭き門ですよね。

一方で、今年は13匹もの大量のタガメが成虫になりました。


まさにゴソゴソいる感じで、餌代が半端なくかかります。

実は5齢幼虫までは20匹以上残っていたのですが、夏季休暇の家族旅行で10日ほど家を空けたところ、結構大量に★になってしまいました。
5齢幼虫のまま★になったのもいれば、成虫になってから★になったものもいました。
やはり、水生昆虫はこまめにお世話しなきゃだめですね。

それにしても元々の親と合わせて15匹以上の成虫ですので、あまりにも餌の確保が大変です。
そこで、近所のショップに相談して数匹引き取ってもらうことにしました。

来シーズンのことを考えると新しい遺伝子を確保する必要がありますので、昆虫交換サイトで交換してくださる方を募集しています。

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適切な場所があれば放虫も試みたいのですが、北海道産と思しきオスと静岡産と思しきメスの子供達ですので、自然のタガメが生息している地域に放つのはどうかという気もします。
既に絶滅した地域または絶滅しかかっている地域が良いと思うのですが、それも継続的かつ大規模にやらないと定着する可能性は皆無ですよね。 天敵が多くいるようなところもだめですので、「池の水全部抜く」で外来魚が駆逐された池などいいのかもしれませんね。

ともあれ、当面はキープして処分方法を考えたいと思います。良い方法が何も思いつかなければヤフオクかなー。。



2019年7月29日月曜日

ホンゲンじゃない!?



先日採集してきたゲンゴロウの幼虫ですが、与えたコオロギに興味を示さなくなり、上陸の予兆が見え始めました。

体長5.5cmということで、ホンゲンにしては小さいサイズですので、前の投稿で力いっぱいホンゲンをゲットした旨書いたのですが、きっとホンゲンではないのでしょう。



ちょっと残念ですが、それはそれで何が出てくるのか楽しみでもあります。



体長5cmを超えるというのはホンゲンにしては小さいものの、成虫になっても2.5cmくらいはありそうです。

思いつく種類としてはクロゲンゴロウかコガタノゲンゴロウなどでしょうか。



フィールドワーク初心者の自分とって、この仕分けは余りに難題です。

で、買ってみたのが文一総合出版の「ゲンゴロウ・ガムシ・ミズスマシハンドブック」です。

この本、幼虫の写真が豊富でとても勉強になりました。




文一総合出版より引用







この本によると、クロゲンゴロウの幼虫は頭が長方形で角ばっており、コガタノゲンゴロウは台形とのこと。







本に掲載されいている写真とうちの幼虫を見比べるに、どうもコガタノゲンゴロウに頭の形が近いようです。

採集地は生息域に含まれていますので、もしかしたらそれで決まりかもしれません。



最初の1匹は自分のリードがまずく、☆にしてしまったのですが、2匹目が無事上陸を果たしました。



ここから20日あまり、ワクワクしながら成虫の掘り出しタイミングを待ちたいと思います。

2019年7月26日金曜日

ホンゲンゴロウの幼虫を採集しました(実はクロゲンでした。後日談)



最近、タガメのネタばかりになっていますが、自分としてはブログのタイトルの通り、金魚とゲンゴロウがメインなんです。



うちには6匹のゲンゴロウがいまして、出身等は以下の通りです。



・静岡県産と思しきオス・メス → タガメ.netで購入して自家繁殖

・青森県産と思しきオス・メス → アクアフィールドで購入

・産地不明なオス・メス → ヤフオクで購入



ところが、残念なことにみんな不能なんです。

6匹一緒に数か月飼っていますが、全く交尾する気配がありません。



いずれも購入品ですので、近親交配が進んでしまって繁殖能力を失っているのだと思います。



やむなく、ワイルド物を採集しに行くことにしました。

新幹線代、レンタカー代、宿泊代、おまけにJAF代がかかってしまい、凄い出費をしつつ土日の2日間探し回ったのですが、成虫はみつかりませんでした。

が、3齢幼虫2匹と2齢幼虫1匹を捕まえることが出来ました。

最低限の目的は達せられたので初回としては及第点としましょう。
この時期はまだ新成虫は出ていないのでしょうね。



ワイルド物を持ち帰るのは自然保護の観点から気が引けますが、「必ず3倍に増やして戻すからね」と心に誓って連れて帰ってきました。









結構大きいので、ホンゲンゴロウに間違いないでしょう。餌のコオロギを勢いよく召し上がっておられます。








コオロギを与えるときはプラスチックのカップを被せて浮かべておくと、元気のよいコオロギでも逃げることが出来ず、放っておいてもやがて御用となってくれます。



今回の採集地については記載しませんが、結構環境が良くて他にもいろいろな生き物を見つけられたので楽しかったです。うちの6歳児も大喜びでした。

ホンゲンの幼虫以外に捕れた生き物は以下の通りです。



・トノサマガエルとオタマジャクシ

・ドジョウ

・アカハライモリ

・ミズカマキリ

・マツモムシ

・コオイムシ

・ヒメゲンゴロウ

・ガムシ









特に、実際に背中に卵を背負っているコオイムシを見たのは初めてで、感動しました。

ホンゲンの幼虫以外は全てリリースしてきました。



ホンゲンの幼虫も、近くにいたもの同士ですから兄弟かもしれません。

近親交配は避けたいですので、成虫になったら何匹か戻して、別の場所から何匹か持ち帰りたいです。



ところで、話は変わりますが我が家のタガメは数を減らしながらも結構育ってきており、早くも5齢幼虫になりました。

脱皮のシーンを撮ることができましたので、是非ご覧ください。







結構共食いなどで結構数を減らしたのですが、まだ5齢幼虫が20匹ほどいます。

全部成虫になったらえらいことになりそうです。

(近くのペットショップに相談してエサ金魚と交換してもらいたいです。。)


2019年7月14日日曜日

タガメ早くも3齢幼虫に!



このまえ生まれたばっかりだと思っていたタガメですが、アッとゆう間に成長し、早くも3齢幼虫になりました。







1齢幼虫の時は50匹以上いたのですが、初回の脱皮を迎える前になぜか大量死してしまい、残りは20~30匹くらいになっています。


大量死する直前に、ちょっと餌が少なくなったんですよね。そのせいかもしれません。








3齢幼虫になると結構共食いも増えます。先ほども1匹やられていました。



ここからが難しいフェーズで、経験が必要な判断に迫られます。共食いを恐れて狭い入れ物で個別に飼うと、共食いは防げるものの水面に油膜が張りやすく、油膜が張るとタガメの幼虫は窒息死してしまうんです。それはそれで大量死の原因になります。



経験として分かってはいるものの、狭いベランダではやれることに限界があるんですよね。

多少の共食いを我慢しつつ、広いケースで多頭飼いするのが次善策となります。



話は変わりますが、今年の親タガメは優秀で、次から次へと産卵してくれます。

この写真を見てください。↓何が起こっているか分かりますか?











1週間ほど前に産卵された卵の上に、昨日新たに産卵されたのです。杭の中ほどにある小降りの黒っぽい卵が古いもので、向って右側の少し大きめの卵が新しいものです。




それにしても凄いですね。1回目の産卵よりも数は少なくなっていますが全部孵化したらえらいことになりそうです。





また、フェーズが進んだら投稿します。





引き続き、タガメの幼虫を交換してくださる方を募集しています。




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2019年7月13日土曜日

5月生まれの金魚(生誕約2か月)


今年の5月に生まれた金魚の稚魚が約2か月になりました。



例年、選別をあまりせずに欲張っていっぱい育てていたるのですが、そのことが水質悪化による大量死を招いたりなど、かえって良くない結果になっていましたので、今年は早めに選別することにしました。

金魚の稚魚は1か月くらい経つと結構成長度合いに差が出てくるんですが、この時点でちっちゃい個体はその後も成長があまり良くないので、全体に悪影響があるくらいなら早めに落としてしまった方がいいんですよね。

そうしたところ、餌が行き渡るようになったのか、個々の金魚で見ると成長が早くなったようです。
以下の映像は去年の稚魚達ですので、差は歴然ですよね。


既に褪色が進んできた個体もいるので、今年はどんな模様になっていくのか楽しみです。

2019年6月30日日曜日

タガメが孵化しました!



今朝、タガメが孵化したようです。

深夜2時くらいにはまだ孵化していませんでしたので、早朝だったのでしょう。

孵化シーンを目撃できなかったのは残念でしたが、1齢幼虫がうじゃうじゃ居て壮観です。

50匹以上はいるでしょうか。タガメ水槽内のあちこちで群れをつくっています。







前々からタガメのパパが役割を終えるタイミングはいつなんだろうと思っていたのですが、今回は最後まで面倒を見てくれましたので、観察することが出来ました。







タガメのパパは幼虫が孵化した後も暫く周囲を護っていることが分かりました。

自分が幼虫を保護しようと網を近づけると、幼虫を捕られまいと全力で応戦してきます。

素晴らしい責任感です。

自分も善意なのですが、そこまで抵抗されちゃうと気が引けます。。



今回は静岡県産と思しきメスと北海道産と思しきオスの交配だったため、遺伝的な劣化は無いはずです。

でも、今回生まれた兄弟同士で繁殖すると必ず遺伝子劣化がおきますので、幼虫を交換してくださるブリーダーさんを何としても探したいです。



お金を出して買うのもそこまで悪いとは思いませんが、お金目的で乱獲する人もいるようですので、やはり無償の交換ができればそれに越したことはないと思います。



というわけで、是非昆虫交換サイトにご登録をお願いいたします!




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2019年6月29日土曜日

タガメがもうすぐ孵化?



うちのタガメが産卵してから10日が経過しました。



数年前にうちで孵化した時は16日かかりましたが、ネット上の情報ですと10日前後で孵化するのが一般的とのことですので、そろそろ孵化する頃かもしれません。







今年はタガメのパパがしっかり卵に張り付いて面倒を見ているようなので、きっと無事に孵化してくれるのではないかなと期待しています。



タガメの卵は乾燥するとダメなんですよね。

去年はタガメのパパが育児放棄したせいで卵が乾燥して失敗したので、今年は秘密兵器を準備しておりました。→単なる加湿器ですけどね。。



今年のパパを信じないわけじゃありませんが、秘密兵器の方も念のため稼働中です。








裏側から霧を吹きつけている感じですが、乾かず濡れ過ぎずちょうどよいくらいを目指しています。



この加湿器は産卵直後にAmazonで購入したのですが、霧を出す方向を変えられる機種を選んだらこれになりました。

デザイン的には昭和の香りがする代物ですが、機能はばっちりです。



いやはや楽しみです。100匹出て来られても困りますけどね。。

あと数日、タガメのパパ頑張れー!




2019年6月20日木曜日

タガメが産卵しました!



昨夜、ついにタガメが産卵しました。

産卵シーンは目撃していたのですが、暗がりだったので画像/映像は撮れませんでした。

明かりをつけて驚かせちゃうとまずいかなと思いまして。。



昨年も産卵までは行ったのですが、オスが育児放棄してしまいまして、孵化することはありませんでした。



一方、今年のオスは優秀です。

チャームで今年購入した北海道産と思しき個体です。ちゃーんと、卵を護っているのを今夜確認しました。







ひどい映像で申し訳ございませんが、実はこの卵、木の裏側に産み付けられていて、ベランダに出ると木しか見えないんです。

しょうがないので、木の裏側に手をまわしてカメラを回しました。

自分でファインダーを覗いていないですし、光量も十分ではないので、こんな出来になってしまった次第です。



それにしても、結構な数の卵を産んでくれましたよね。おおよそ100個くらいはありそうです。

これを産んでくれたメスは「タガメ.net」で購入して2齢幼虫くらいから育て上げた静岡県産と思しき個体です。

多分、3年目?結構なお歳ですが、今年も頑張ってくれました。



卵が孵化するのに10日以上かかるみたいですので、楽しみにしながら待ちたいと思います。



孵化したら早速昆虫交換サイトに登録して、交換してくれるブリーダーの方を募りたいと思います。

なんせ、近親交配が続くと、生殖能力を失ってしまうので、来年以降続かない恐れがあるのです。




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2019年6月15日土曜日

オニヤンマが羽化しました。



うちの5歳児にせがまれて去年の秋にオークションで購入したオニヤンマのヤゴがついに羽化しました。

うちのベランダの水槽ではミナミヌマエビが無限増殖していまして、そんな奴らを食べて育ったのでしょう。














先日、水槽の水替えをしていたところ、ヤゴが手に登ってきたんですよね。


で、そろそろかな、と思い上る棒が多く入れてあるタガメ水槽に移動しておいたのですが、この度無事に羽化しました。





美しい姿です。


初めての経験だったので感動しました。


でも、妻には気持ち悪いと罵られましたので、この美しさは分からない人には分からないんですよね。


不思議なものです。





こいつが羽化しているのを見つけたのは深夜2時頃でした。


タガメ水槽の蓋の天井からぶら下がって反り返っている状態。









見た感じ羽が無いですし、しばらく見ていてもあまりに動きが無かったので、失敗して死んだのかと思っていました。

30分ほど風呂に入ってから見たところ、完全に殻から出てぶら下がっていました。







まだ羽はしわくちゃですね。

この時もうまくいったのかどうなのか半信半疑。







もうしばらくたって寝る前に見たら、羽が伸びていました。

この時、成功を確信。嬉しい気分になりました。



で、朝になってから見ると完全にオニヤンマでした。

うちの6歳児も大喜びです。当たり前ですが去年から1歳年を取りました。







このオニヤンマ、週末には田舎に逃がしに行こうと思いつつ給水と給餌を試みたのですが、買ってきた餌コウロギを口元に押し当てても食べてくれず、2日で短い生涯を終えました。

とても悲しかったのですが、やれることはやったのでヤムナシと思うことにします。

まあ、都内で環境が劣悪とはいえ、すぐにリリースしてやればよかったのかもしれないですね。何がベストだったのやら。。

トンボの飼育はもう少し勉強してリベンジしたいです。




2019年6月9日日曜日

2019年6月うちの金魚


最近、昆虫ネタが多かったので久しぶりに金魚ネタの投稿です。

うちの金魚を撮影しました。
今日は曇りだったので水槽壁面の反射が少なく、水槽の様子が撮影しやすかったです。



6月の初めに多対多のバトルロイヤル結婚をさせ、今シーズンの産卵を締めくくりましたので、追尾なども収まってみんな落ち着いています。
5月に水槽から飛び出て療養中だった金魚もかなり復活してきましたので、ひとまず良かったです。。

6月に生まれた稚魚をドアップで撮りました。こんな接写をしたのは初めてなのですが、アルテミアを捕食するシーンなどが見れて面白いですね。




アルテミアを食べるとお腹がオレンジ色になるんです。
みんなお腹パンパンです。

5月に生まれた稚魚も順調に育っており、メダカくらいの大きさになっています。



金魚に引き続きタガメネタなのですが、タガメに産卵させようと杭を入れる必要があったのですが、そうすると単にメタルエクスパンダ―を置くだけの蓋が閉まらなくなります。

そこで、金網を使った立体的な蓋を作りました。


相変わらずしょぼい出来ですが、最低限の役割は果たしてくれるでしょう。 こんな感じで使います。


さて、今年はゲンゴロウもタガメもなかなか産卵しないんですよね。
近親交配回避のために日曜大工で作った昆虫交換サイトですが、まだゲンゴロウやタガメは登録できていません。自分以外に利用者もまだいません。。

サイトのネーミングは「昆虫婚活倶楽部」にしました。
ロゴも変えました。

役に立つと思うんですけどね~。
いかんせん知名度がまったく無く、アクセスすら無いようで。。

まずは、自分の昆虫を殖やして登録するのが先決ですよね。
頑張ります。


2019年5月19日日曜日

2019年金魚の稚魚

今年もこの時期になりましたねー。
うちでも金魚の稚魚が生まれました。

例年はゴールデンウイーク中にゆっくり時間をとって産卵させる場合が多いのですが、今年は10連休のため旅行を忙しく入れてしまい、全くそんな余裕もなくドタバタしておりました。


本当はオス2対メス1くらいで隔離するのが良いようですが、準備をする時間が無かったので、とりあえず一発目は多対多の集団結婚式のような感じでやってみました。

結果、産卵はしたものの、かなりの部分を食べられてしまい、少数しか残りませんでした。生まれた稚魚は100匹くらいでしょうか。

動画に写っている黄色っぽい粒はブラインシュリンプの卵の殻です。
塩水に卵を入れてエアレーションをすると24時間ほどで孵化しますので、毎朝稚魚に食べさせた後翌日分をセットアップしています。
適温が26℃くらいとのことで、この時期は写真後方の白いバケツに水を張り、サーモスタットで加温してその中に漬けるようにして加温しています。









まだおなかの大きなメスがいるんですが、なかなか産卵しないんですよね。 餌をバンバン与えてはち切れるくらいお腹を大きくしてやりますかね。


全然関係ありませんが、先日水槽から飛び出した金魚がいまして、見つけた時にはもう半渇きの状態でした。まさに虫の息の状態でしたが、0.5%の食塩水に入れてケアしたところ復活しました。
でも、尾など薄いところは渇きが進んで傷みが激しかったようで、水カビのようなものが生えてしまいました。


グリーンFゴールドリキッドで薬浴をさせたところ、水カビは取れたようです。
傷んでいた部分が治りかけて黒くなっています。
結構きれいな金魚なのでこのまま元気になってほしいです。



2019年5月9日木曜日

北陸某所田んぼにて



今年のGWは10連休でしたので、前から行ってみたかった北陸地方に行ってきました。



一通り観光した後、時間があったのでゲンゴロウやタガメを狙って田んぼに行ってみることにしました。



田んぼは水が張られたばかりで、田植えを待っている状態でした。







山間の田んぼって本当に美しいですよね。

あちこちからカエルの声が聞こえて、田んぼの中には無数のオタマジャクシが泳いでいました。

最近見なくなったヒメゲンゴロウもここにはたくさんいて、うちの子が喜んで採集していました。

あぜ道横の用水路を覗くと、アカハライモリがたくさんいました。

これまた子供が大喜びで捕獲。








大型のゲンゴロウやタガメは見られませんでしたが、美しい景色の中でいろいろな生き物と出会えて楽しいひと時を過ごしました。