2012年8月25日土曜日

アートアクアリウム展2012


今日、日本橋三井ホールでやっているアートアクアリウム展2012に行ってきました。

ナイトアクアリウム(19:00~23:00)だったのですが、かなりの人出で相変わらずの人気でした。

「江戸金魚の涼」というのがテーマになっており、モダンと伝統が融合されたようなステキな展示になっていました。

ナイトアクアリウムではカクテルをメインとしたお酒をいただくこともできるようになっているものの、あまりの人口密度の高さのため残念ながらお酒を頂く気分にはなれませんでした。


階段上に設置された水槽群。上段から下段に絶えず水が流れており、用水路を連想させる展示です。 灯篭との相性が絶妙ですね。


「花魁」という作品です。去年もほぼ同じものがありました。使っている金魚の種類が去年とは若干違うような。。


近くに寄って写真をとると、その金魚密度の濃さは圧巻です。



その他、地味な展示も数多くあります。


花とコラボ

LEDの照明で色を七変化
黒出目金と紫の組み合わせは綺麗です。


赤と白のピンポンパールに青い光
うーん、金魚の色が映えなくてお世辞にも綺麗とはいえませんね。
赤い金魚に青色の光を当てる意味が分かりません。



縁無しの金魚鉢に水が絶えず注がれており、外の砂利に流れ出しています。
金魚鉢の縁が全方位に水平なので水が均一にこぼれており、よく見ないとこぼれていることすら分からないくらいの静かさを感じます。
これは工夫次第では家庭でもやれるので流行るかもしれませんね。


金魚屏風です。これは去年もありました。



このイベントは特に金魚が好きでない人でも楽しめます。
2012年9月24日までやっているようなので、是非足を運んでみてください。

2012年8月3日金曜日

アオミドロ対策の最終兵器?


うちのビオトープにアオミドロが大量発生し、処理が大変になってきました。

毎週手で回収してはビニールに入れてゴミ箱に捨てているのですが、水草に絡まっているやつはなかなか取るのに苦労します。
あと、微妙にメダカの卵なんかも気づかずに一緒に捨てちゃっているような気がします。。

さすがに面倒なので、アオミドロを食べてくれる便利な生き物を探しました。

ミナミヌマエビは既に入っているのですが、いかんせんパワー不足で追いつきません。

金魚はアオミドロが大好物ですが、水草やミナミヌマエビやメダカも食べてしまうのでビオトープには使えません。

というわけでなかなか条件が難しいのですが、いけそうなやつが見つかりました。

「ガムシ」です。

一見、ゲンゴロウのようなルックスをしていますが、実は遠縁だそうで、食べるものも泳ぎ方も全く異なっています。

ゲンゴロウはオールのような後ろ足で水を切るようにスイスイ泳ぐのに対し、ガムシは水中をセコセコ歩いているような感じで、スマートには見えません。

が、コイツはアオミドロが大好物なようです。
なになに?水草も食べる?

ま、とりあえずアオミドロをいっぱい食べてくれれば水草が多少かじられるくらいは大目に見ましょう!

というわけで、早速5匹投入。


期待通り、アオミドロをむしゃむしゃ食べてます。水草も。。

2日後くらいにビオトープを見ると、なにやらカマキリの卵塊のようなスポンジ状の物体がヒメスイレンの葉の裏にあることに気づきました。


調べてみると、これはガムシの卵だそうです。
かなりの急展開!

ガムシはあくまでアオミドロの掃除屋でしかなく、あまり真剣に飼うつもりはないのですが。。

で、結局効果があったのかというところですが、アオミドロ除去という点においては絶大な効果がありましたが、アオミドロが無くなると柔らかいものから順に水草を食べ始めますので困ったことになります。

結構な大食漢で、水草もなくなると勝手に飛んでいなくなってしまいました。
アオミドロが無くなったタイミングで速やかにガムシも除去する必要がありそうです。

あと、今回使ったのはオオガムシという種類でかなりデカく、アオミドロも水草もあっという間になくなってしまいました。数も多すぎましたね。。
世の中にはコガムシとかヒメガムシなどという、もっと小さい種類もいるようなので、そちらの方が試してみる価値がありそうです。