2025年10月14日火曜日

休耕田ビオトープで生物観察イベントを開催しました

 10月初旬のこと、お借りしている休耕田ビオトープの地域で子供たちを募集しまして、生物観察イベントを開催しました。

地域の人たちにゲンゴロウを始めとする休耕田ビオトープの生き物に触れてもらうことで、魅力を感じていただければと思い企画したものです。

当日は、6名の小学生に参加頂くことができ、皆さん楽しそうに生き物を捕獲、観察していました。


これは定点カメラに写ったイベントの風景写真。
(レンズカバーに擦り傷がついていまして、少し曇って見えます。)

そして、捕獲した生き物がこちら。


ゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、クロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、クロズマメゲンゴロウ、ツブゲンゴロウ、マツモムシ、コオイムシ、ガムシ、コガムシ、ヤゴ(ヤンマ系、アカネ系)、アカハライモリ、ドジョウが見られました。

捕獲した生き物は観察会の後、全て隣接の溜池にリリース。
休耕田ビオトープは水草が堆積して陸地化しつつありますので、今シーズンオフ中に水を抜いて耕起する予定なのです。

早速水を抜きました。


このまま放置して一旦帰京。
耕起するのは来春になると思います。

2025年9月28日日曜日

人生初ホシクサ!

 この夏はXの記事で視たホシクサに魅了されてしまい、関東近縁をかなり探索したのですが、ついぞ見つかっていませんでした。

そんな中、ゲンゴロウの棲息地でお借りしているビオトープで9月にヒロハイヌノヒゲというホシクサの近縁種を見つけることができました。


あまりの美しさにしばし見とれてしまいました。

ビオトープの中には複数の株がありましたので、来年以降も生えてくれそうです。

一方で、有識者の方から数年前に訪れた時にホシクサが生えていたという関東近縁の田んぼを教えて頂きまして、訪れてみました。

そして、遂に発見しました。人生初ホシクサ。


夢にも見た何とも美しいフォルム。

思ったより小さく、可愛い草です。希少性も相まって、宝石のように感じました。

近くにはキクモなどもありまして、楽しい場所でした。


素晴らしい場所ですので、末永くこのまま保存されて欲しいな、と思います。


2025年8月14日木曜日

苔テラリウムを始めました

 3カ月ほど前に、苔テラリウムを始めようと思い、渋谷ヒカリエの「Feel the Garden」とハンズの「道草」に行って、最低限必要な器具を揃えてきておりました。

Feel the Garden

道草

が、初めてのことは時間と気合が無いと手に着かないもの。

器具は部屋の片隅においたままだし、苔は直射日光にもさらされるベランダのアクアポニックス上にプラカップをかぶせて乾燥しないようにだけして放置。

やっと今週夏休みで重い腰を上げて着手しました。

苔の状態はだいぶ悪くなっていますが、かろうじて生きていました。

「造形君」という傾斜のある地形を造るための、樹皮でできているような土に水を混ぜます。
造形君と水を同量入れればちょうどよいようです。


これを使って苔を植える土台を作っていきます。

石を置いたりなど、かっこよくします。
芸術的なセンスが問われるところですが、どうしてよいか全くわからず、適当な配置に。。
猫のしーちゃんが興味津々。


なんか、石を入れ過ぎて苔を植えこむ場所がなくなり、苦労しました。
初めてのことというのはうまくいきませんね。


とりあえず完成。
今は苔がひどい状態ですが、少しずつ回復して綺麗に繁茂してくれると嬉しいです。