だいぶ前のことになるのですが、7月の初旬頃にすみだ水族館に行った時の事、
「お江戸の金魚ワンダーランド」という企画展が催されていました。
下町にある水族館なので、金魚を全面に押し出した展示は独自性が感じられて良いですよね。
金魚自体の展示もさることながら、金魚を愛でてきた歴史的な側面や文化的な側面にもフォーカスが当たっており、従来の水族館とは趣が異なっているように感じます。
金魚と盆栽が融合したような展示があったり、金魚の展示にも江戸っぽい幾何学模様をあしらった水槽が使われているなど、芸術的な雰囲気が出ています。
アートアクアリウム展のような方向性を取り入れているのでしょうね。
特に外人さん受けが良さそうです。
展示されている金魚自体は特に珍しいものではなく、金魚マニアにとっては物足りないかもしれませんが、金魚ファンのすそ野を広げるという観点では効果がありそうです。
館内カフェのラインナップにも工夫がしてありました。
方向性は良いですよね。 毎年やってメニューを洗練させて行けばさらに良いものになるんじゃないですかね。
地元のビール会社が作った金魚ビールも販売されています。
感想としては、もうちょっと普通のビールでいいんだけど、と思いました。
このビールもポテンシャルはあると思うので、洗練させていって頂きたいです。
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