今日、初めてうちの金魚に産卵させました。
これまでも金魚を卵から育てたことはあるのですが、「産ませた」というよりは「産まれた」ってゆう感じで、後手後手の対応だったのですよね。どのオスがパパなのか全く分からないような状況。
今年はパパくらいは分かるようにと、1月頃にオスとメスを分けておいたのです。
今日、結構温かかったので、ついにオスメスを引き合わせることにしました。
まずオスの選定です。オスの水槽から目ぼしい金魚をピックアップしました。
選定基準は色の濃さです。赤の部分が赤黒いくらい赤いものを選ぶことにしました。
ちょうど一番赤黒い2匹(尾が黄色っぽいやつら)に追星が出ていました。
赤い部分の色が濃いやつは色素が強いんでしょうね。ほぼイコールで白い部分が黄色っぽいのですよね。
本当は赤い部分が濃い赤で白い部分が純白のやつがコントラストがはっきりしていて最高なんですけどね。
次にメスの選定です。
こちらは特に厳選はしませんでした。
初めてなので確実に産んでくれそうなやつにしようということで、お腹パンパン過ぎてすでに卵をこぼしちゃってた個体に決めました。
水槽の水温を図ると17.4度くらい。
色々なサイトによると金魚が産卵するのは20度を超えたくらいとのことなので、室内でヒータを使うことにしました。
以前使っていた道具を総動員して室内水槽を立ち上げることにしました。
水槽はGEXのグラステリアキューブ300Hです。
洗濯機用のジョイントから引いたホースで水をドボドボ入れます。
産卵床にはアナカリスとアオミドロを使います。
アオミドロはゲンゴロウ水槽の中でどうしようもなく増えて邪魔なのですが、こんな時はピンポイントで役に立ちます。
水槽を立ち上げると、すぐに追尾が始まりました。
これはとてつもなく早い展開。水温は相変わらず17度台ですけどね。
そう、あの時点では20度を超えないと産卵しないと思っていたのですよ。
で、エヴァリスなるメーカーのダイヤルブリッジ30というヒーターをつけてラーメンなど食べに外出したのでした。
約1時間後に帰宅してみるとこのありさま。
水槽の水が白く濁っていて完全に産卵後の状態でした。
水温は19度弱。
というわけで、産卵の決定的瞬間を目撃することはできなかったのですが、ことのほかあっさりと産卵させることができました。
アオミドロに産み付けられた卵です。
この卵たち若干白濁しており、、透明な黄色という受精卵の特徴から外れて見えます。
もしや無精卵ではと心配になって調べてみたところ、1日くらい経たないと分からんよ、との情報をみつけたので、あまり期待せずに明日まで待ってみます。
TetraのAT-Miniというフィルタに活性炭を入れてろ過することにしました。
あと、卵をよく観察できるよう、GEXのフラットビームオーロラを照明にしました。
一応、これで水槽が完成です。水道代を除けば1円もかかりませんでした。
とりあえずこれで様子見。。